ケースを使って運ぶ
包丁を持ち運ぶ際はケースを使いましょう
銃刀法では刃物を所持することを禁止されていますが、これにはサイズや刃の形状に細かい規定があります。そのため料理用の包丁は対象外となっています。
所持に許可は要りませんが正当な理由無く所持するのは禁じられています。
正当な理由に入るのは、例えばお店で購入して持ち帰る時や修理に出す時、料理をするために持ち運ぶ場合というケースがあります。
特に料理を仕事にしているプロの方やキャンプなど屋外で料理をするのが趣味という方は持ち運ぶ機会も多いでしょう。そんな方は是非専用のケースを使用することをおすすめします。
これは持ち運びやすさだけではなく刃物を持っているという自覚や安全面への配慮といった観点からも大切なことなのです。
料理人は包丁をさらしに巻くというイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。昔は専用のケースというものもあまり無かったのでさらしでしっかり固く巻いて持ち運んでいました。
今もさらしを利用している方もいるでしょう。刃が保護できるようにきちんと巻けていればさらしでも構わないのですが、持ち出す度に巻くのは大変です。時間が無いからといって適当に巻くわけにはいきません。
包丁は刃の部分をきちんと保護した上で丈夫な鞄に入れるなどしておかないと、自分だけでなく周りの人にケガをさせてしまうという危険性もあります。
電車で急ブレーキがかかってこけてしまったりすることもあるでしょう。そんな時に、包丁の刃がきちんと保護されていなかったらと考えただけでも恐ろしいことです。
ケースを使うことは時間がなくても安全に包丁を保護して出かけられるのでとても便利ですし安全にも繋がります。
デザインもいろいろあって好きなテイストのものが選べます。大きく分けると、ソフトタイプとハードタイプがあり、ソフトタイプは巻物型やボストンバッグのようなものがあり、ハードタイプは楽器のケースのような形をイメージすると良いでしょう。
どれを選ぶかはライフスタイルによっても変わってくるでしょう。車移動なのか、電車やバスと言った公共交通機関を利用するのかでも変わってきます。
プロの方は持ち運ぶ本数も多いこともあるでしょう。収納したい本数によってもどれを選ぶべきかが違ってくるでしょう。キャンプなど使用頻度が低い場合は一本だけ収納できるタイプもあります。
どんなシーンで使うのかということをイメージしながら、一番合っているものを選ぶと良いでしょう。